逆指値注文は、「一定の株価よりも下での売り」または「一定の価格よりも上での買い」をするという注文方法です。
どちらの取引でも通常なら損失が出てしまいますから、このような注文を入れる理由が分かりませんよね。
ではなぜ逆指値注文が必要なのか?というと、これらの注文は「損切り」を目的として行われるからと言えます。
損切りは価格が予想と離れて行ってしまった場合に一定以上の損失は許容しつつ、それ以上膨大な額にならないよう食い止めておくものです。
ひとつ例を見てみましょう。
今現在1株100円で株を持ってるとしましょう。
しかし価格が下がって98円を割れるとどこまで下がるかわからないため「98円になったら損切りする」という注文を予約しておきます。
そうすることで逆指値をうまく使って、損失を限定することができるのです。
逆指値注文はストップやストップ注文とも呼ばれます。
リスク管理に非常に役立つ注文方法ですので、毎回必ず入れておきたいですね!