成行注文とは、取引画面を見ながら「現在の株価で売買する」という時に、有効な注文方法です。
値段を指定せず、株価を見ながらに注文する方法ですから、すぐに注文を出せて売買も成立しやすいという特徴があります。
株の成行注文の場合は「価格はいくらになってもいいので、買いたい、売りたい」という時に使われ、取引成立までが早いです。
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成行注文とは、取引画面を見ながら「現在の株価で売買する」という時に、有効な注文方法です。
値段を指定せず、株価を見ながらに注文する方法ですから、すぐに注文を出せて売買も成立しやすいという特徴があります。
株の成行注文の場合は「価格はいくらになってもいいので、買いたい、売りたい」という時に使われ、取引成立までが早いです。
成行注文のメリット
一番メジャーで分かりやすい成行注文のメリットは、やはり注文の成立が早いということでしょう。
欲しいと思ったタイミングで素早く銘柄を手元に持てますし、逆に手放したいときも即約定が可能です。
指値注文などの他の注文と比較すると、値段がいくらかに関わらずすぐ取引できるということ自体が大きなメリットになります。
指定した値段になった場合のみ発動する訳ではないので、いつでも使えて条件に縛られないのが嬉しいですね。
成行注文のデメリット
そんな成行注文のメリットですが、裏を返せばデメリットになってしまう場合もあります。
成行注文ではどんな価格でも約定してしまうため、予想外に高い価格や安い価格で約定してしまうことも。
注文を出した瞬間はしっかりとチャート上に表示されている値段なのですが、成行注文が行き届くまでにシステム上の関係で若干のタイムラグが生じ、実際に見た値段と違った価格で注文が約定されることになるという訳です。
この現象を「注文が滑る」「スリッページが発生する」などと呼びます。
トレーダーにとって有利な条件になることもありますが、良いか悪いかの2択であまり期待できないのが現状です。
システムの強い会社を利用することで滑りは緩和されますが、どんなに操作が短くとも若干のずれがあることは成行注文をする上で頭に入れておくとよいでしょう。
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